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リストマーク 海辺のマジで死ぬかと思った事件簿1「凍死編」 

2005年05月09日 ()
  社会人2年目の1月でした。仕事に悩む後輩を西伊豆のイカ釣りに誘いました。

私 「この時期はさあ、ヤリイカが産卵で接岸しててバンバン釣れんだよ。そしたら、おまえの悩みなんて吹っ飛んじゃうよ」

、などど説得した上で、西伊豆に向かいます。実際にヤリイカがバンバン釣れた経験など勿論無く、ただ雑誌の受け売りに過ぎないのだけれど・・・。
  一度行ってみたかった大瀬崎の小堤防を目指します。20時頃到着すると、もう地元のおじちゃんたちで一杯です。ラーメンの屋台まで出て大変なにぎわいです。空きスペースに入れてもらい釣り開始です。じもぴーはヤリイカを結構キャッチしてますが、我々には乗りません。しかし、明日の仕事もあり23時頃、断腸ですが納竿とします。
  そこでさあ帰ろうと思い車に戻ると車のキーがないのです。ポケットに入れておいたのに無いのです!いくら探しても無いのです!!

私 「あはは、車の鍵がないや」
後輩N君 「嘘でしょ、嘘でしょ!(何故かタメ口)」
私 「いやね、ほんとに無いのよ、あはは」
後輩N君 「マジっすか?どうすんですか?」
私 「どうするって、歩いたところとか心当たりを探してみるしかないだろう」
後輩N君 「とかいって、別のポケットにあっさりあるんじゃないですか?」
私 「いや、残念ながらほんと無いのだよ、あはは」

、私はこのとき、自分が窮地に追い込まれると笑っちゃうタイプであること発見しました。車のドアは、なんと鍵の掛け忘れ!で開きましたので、荷物を積んで、鍵の探索開始です。
  歩いてきた浜、堤防の上、海中と一生懸命探しますが、ありません。釣り人にも聞きますが、ありませんでした。万事休すです。ここで覚悟を決めて、深夜でしたが、家に連絡。なだめすかして姉にスペアキーを持ってきてもらう事にしました。今から東京出て沼津まで1時間30分、沼津から大瀬崎まで30分、今0時だから2時過ぎには着くだろう、と高をくくっていました。冬ですが幸い車内で待てるので風が避けられて余裕だと思ってました。待ってるうちに、やがて釣り人もだんだん帰っていき、ラーメン屋台も帰りました。
  1時間もすると、車内でもシンシンと冷えてきました。こんなことならラーメン食べれば良かった、と後で痛切に思いました。あまりの寒さで思考が停止していきます。そうだ!自販機で暖かい飲みもの買えばいいんじゃん、と思いついたもののなぜか一人1本づつのコーヒーしか買いませんでした。それを股に挟みながら二人で、「あったけえなあ」といいながら凍えていました。今思えば、もっとゴージャスに暖かい飲み物買えばよかったのに、と思いますが、その時はまったくそんなアイデアは浮かびませんでした。寒さで思考停止していたのでしょう。油断すると眠くなります。そして、変な風に体が痺れていきます。ほんと、冬山で遭難した人と一緒です。こうして人間は凍死していくのだなあ、というプロセスをリアルに体験しました。
  予定時刻を大幅にオーバーして、午前3時頃、姉から連絡が来ます。

姉 「いまねえ、戸田っていうところにきてるんだけど、どういけばいいの?」
私 「何でそんなところにいるんだよっ(怒)!!戸田よりもっと上だよ!大瀬崎だよっ!!」
姉 「何で、アンタに怒られなきゃいけないのよっ(怒)!わざわざ来てやってんのにっ(怒怒)!!」
私 「こっちは、死にそうなんだよっ(怒)!早く来いよっ(怒怒)!!」

、というやりとりがあり、4時前になってやっと救援隊の到着です。何と父親も一緒です。ほんと、心配掛けてすみませんでした。それなのに、それなのに、さっきの電話の対応は何でしょう。どうみても私に非があるのは明らかなので、あとで姉には感謝&謝罪しました。
  しかし、いやもうエンジンが掛かって暖房が出てきたときの感動っていったら無かったです。車って、本当に鍵がないと糞の役にも立たないんですなあ。でも、鍵を掛け忘れてなかったら、間違いなく凍死してましたな、あれは、うん。寒いと、どんどん判断が悪くなっていくのが怖いですな。唯一良かったことは、帰りの車の中で、

後輩N君 「いやあ、色々ありましたけど、今日は釣り行って良かったですわァ」
私 「何で?」
後輩N君 「何か、大自然の脅威を目の当たりにして、自分の悩みのちっぽけさが分かりましたわァ」

、と目的だった後輩の悩みを解消できたことです。N君、解脱できて良かったね?でも翌日大熱出したけどねっ。

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[2005.05.09(Mon) 19:16] 釣りTrackback(0) | Comments(0)
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